皆さんは「花手水(はなちょうず)」というのをご存じでしょうか?
神社やお寺の参拝前には、手水舎(ちょうずや・てみずや)で 手や口を清めますよね。
その手水鉢(ちょうずばち)の中に花を浮かべたもののことを花手水といいます。
今日は、東京都江東区の門前仲町・富岡で開催されている「深川花手水(ふかがわ はなちょうず)」についてご紹介します!
花手水の発祥
花手水の発祥地は、京都・長岡京にある「柳谷観音 楊谷寺(やなぎだにかんのん ようこくじ)」と言われています。
2017(平成29)年に楊谷寺の執事が手水舎に季節の花を浮かべたところ、華やかで美しいとSNSで評判を呼び、ほかの寺社にも広まっていきました。
楊谷寺では、歴史や四季を感じられる場所にしたい、不安な出来事が多い現代にご利益と心に平安を、との願いから、手水鉢に花を浮かべるようになりましたが、手水鉢に花を浮かべる習わし自体は、実は昔から日本にあったと言われています。
手水鉢の中に色とりどりの花が浮かんでいる様子はとても美しく、「映える写真が撮れる」と注目を集めています。
深川花手水(ふかがわ はなちょうず)
門前仲町でも、2022年(令和4年)10月から「深川花手水」が始まりました。
深川花手水の特徴は、なんといっても「まちぐるみ」のイベントであること!
2025年2月の今回は、門前仲町周辺の1社2寺(富岡八幡宮、深川不動堂、永代寺)のほかに、
深川東京モダン館などの公共施設、そして、
門前仲町・富岡を中心とした飲食店・土産物店など30店舗以上のお店が一体となり、軒先に色鮮やかな花手水を置き、まちを彩っています♪
深川花手水 2025 早春
開催期間
開催期間: 2025年2月14日(金) ~ 20日(木)
実施会場
<神社仏閣> 富岡八幡宮、深川不動堂、永代寺
<観光案内所>深川東京モダン館
<公共施設> 江東区富岡出張所(2/10~14のプレイベント「花手水 先行展示」期間)
<店舗>
➋花や みつばち ➌甘味処 いり江 ➍みなとや ➎深川 すし三ツ木 ❻鬼頭酒店 ➐キャッツピアノ英語教室 ➑門仲銘茶 石﨑園 ➒深川宿 富岡八幡店 ❿渡辺料理店 ⓫竜味 ⓬ハナトシ花園 ⓭門前仲町 酔月 ⓮門前茶屋 ⓯カフェ・デザール・ピコ ⓰深川めし 八郎右衛門
<店舗(深川不動尊商店会)>
⑰近為(きんため) 深川店
⑱みらいのテーブル 門前仲町
⑲MONZ CAFE祿
⑳其角せんべい
㉑嚴鷹堂(げんようどう)
㉒梅花亭 深川店
㉓アルファオメガ
㉔くるみ薬局
㉕真珠堂
㉖深川伊勢屋 門前仲町本店
㉗お招き屋 ディデアン
㉘成田堂漢方薬局
㉙祿庵(ろくあん)
㉚クレア門仲接骨院
㉛ローストチキン コオロギ 門前仲町店
㉜ななツール
お花のほかに・・
深川不動堂:お練り行列
深川不動堂の僧侶たちが、法螺貝を吹きながら、一列で参道を歩いておられました!😄
こちらは、深川花手水との関連はなく、毎月15日の14:45に行なわれる深川不動堂の月例行事です。
この日はちょうど花手水の期間にあたったもので、とてもラッキーでした^^
(写真の時間は 2/15 の14:45)
紫の法衣を着た法師から、綺麗なお札(?)もいただけました^^
御朱印
期間中、富岡八幡宮、深川不動堂、永代寺では限定の御朱印を授与しているそうですので、それらを目当てに行く楽しみもありますね!☺️
次回の花手水について
次回の開催はまだ発表されていませんが、2024年は早春と秋の開催でしたので、次回は10月頃かと思われます!
まとめ
・深川花手水は、深川の新たな風物詩として定着しつつある、「まちぐるみ」のイベントです
・神社仏閣のみならず、公共施設や周辺店舗も花手水を店先に飾っているので、季節の美しい花を存分に楽しみながら散策できます。
(2/15(土)と2/16(日)の二日間訪れましたが、2/15の方が開いてる店舗が多く、より賑わっていて楽しかったです^^ あくまで個人の感想ですが…)
・開催は 早春(2月)と 秋(10月)の年2回と思われます(正式発表あり次第、更新します^^)
神社での花手水は増えていますが、深川花手水のように まちぐるみで彩るエリアはまだ希少(都内唯一?)だと思います。ぜひ訪れて、素敵な一日を過ごしてくださいね! ^^
おまけ(豊洲:千客万来)
なお、2/19(水)~2/25(火)は、同じく江東区の豊洲市場「千客万来」にて、
「千客万来 花手水」が開催されるそうです!
1F、2Fの通り沿いを 色とりどりの季節の花で彩るということですので、こちらもお出かけになってみてはいかがでしょうか?☺️
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