今年1月に「新 暴れん坊将軍」が放送され話題を集めましたが、新作の時代劇はなかなか制作されなくなってきているのが実情ですよね。
そのため、時代劇が好きな方は必然的に、昭和~平成の過去作を見てらっしゃるのではないかと思います。私の父も毎日、ひかりテレビで色々な時代劇を見ていますが、私の時代劇の原点は何といっても『水戸黄門』!
幼稚園生の頃から大好きなシリーズで、初代光圀役の東野英治郎さんの「っかーーっ!!かっ!かっ!かっ!かっ!」という笑い声が痛快で、毎回欠かさず見ていました^^

黄門さまを支える助さん、格さん。この二人がいてくれることの安心感たるや凄まじく、うっかり八兵衛しかお供がいない時間のなんとハラハラしたことか(笑)
その大事な「格さん」役を 17年間にもわたって演じてくれたのが、われらが伊吹吾郎さんです!
昭和~平成に時代劇・現代劇問わず大活躍をされ、今なお俳優として重厚な存在感を放つ伊吹吾郎さん。今どんな暮らしをされているのか気になって、ご家族についてまとめてみましたので、ご覧ください^^
伊吹吾郎のプロフィール
出身地 北海道爾志郡熊石村(現・二海郡八雲町)
学歴 北海道釧路工業高等学校卒業、国士舘大学工学部中退
身長 175㎝
芸名 伊吹吾郎(伊吹吾朗を使っていたこともある)
趣味 フラメンコギター
主な出演作 『必殺仕事人』『水戸黄門』『侍戦隊シンケンジャー』他多数

伊吹さんは北海道出身なのですね!
今回調べる中で「アイヌの血が入ってる?」という記事が散見されましたが、北海道出身かつ、きりりと濃いめの精悍なお顔立ちから連想されたのでしょうか?
結論は、よくわからない、のようです(笑)
伊吹吾郎の家族
それでは早速、伊吹さんのご家族について見ていきましょう!
伊吹吾郎の父親
伊吹吾郎さんのお父様は9人きょうだい(7男2女)の三男でした。
そして、伊吹さんの生後12日目に亡くなったそうです。家の屋根から落ちて背骨にケガをし、その後遺症が原因でした。痛ましい事故があったんですね・・
伊吹吾郎の祖父母(父方)
生後12日目で父親を亡くした伊吹さんは、そのまま父方の祖父母宅で育てられました。
農作業や漁業など自給自足で生計を立てていた祖父母の家は、伊吹さんの父親のきょうだいも一緒に暮らすにぎやかな家庭で、おじいさん、おばあさんも伊吹さんを愛情深く育てられたので、両親がいなくても寂しいと感じた事はなかったそうです。
伊吹吾郎の母親(生みの親):百里さん
伊吹吾郎さんのお母様である百里さんは、伊吹さんを出産後12日目に夫を亡くしました。
そのため、夫の両親の勧めで、伊吹さんの3歳上の姉だけ連れて青森の実家へ帰り、伊吹さんは夫の両親が育てることになりました。
実家に戻ったお母様は、その後、地元の役場勤めの人と再婚しています。
伊吹さんが次に母親と会うのは、北海道の高校を卒業し、東京にある国士舘大学へ進学するために上京するときだったというので、実に 17~18年ぶりということになりますね。
親族会議で『一度、会っておいたほうがいいだろう』という話になったため、伊吹さん自身もどういう人なのか興味がわいて、東京に向かう途中で青森に寄ったそうですが、会ってみると、一目でわかるほど伊吹さんと似ていたそうです。
もの静かでおとなしい人で、港から家に向かうバスの中では伊吹さんの服の裾をつまんで一緒に座ろうとしたり、夜は横になりながら『置いていきたくて置いていったわけじゃない』と言いながら、ずっと泣いていたそうです。
生まれたばかりの伊吹さんを置いて実家に戻ることになったお母様、やはりずっと辛く悲しい思いをしていたのですね😭
伊吹さんの持参した幼い頃の写真も、欲しいと言って何枚か選んでいたそうです(切ない・・)
その後は伊吹さんと交流するようになり、伊吹さんが結婚して子どもが生まれると、東京まで孫の顔を見に来てくれたり、ちょこちょこ上京して来てくたそうです。
百里さんは、1998年ごろに亡くなられたようです。
伊吹吾郎の母親(育ての親):みつ江さん
叔母。父親の10歳年下の妹。
男勝りでしっかり者の光江さんを、伊吹さんは『お母さん』と呼んで慕っていましたが、伊吹さんが4、5歳の頃には札幌へ出稼ぎに出てしまいました。
伊吹さんは叔母さんが帰ってくるたび甘えてまとわりつき、叔母さんが恋人とデートに出かける時には、泣きながら追いかけていったりしたそうです。
伊吹さんは「叔母が生涯、独身だったのは、僕のせいかもしれません」と語っていました。
叔母さんは伊吹さんがまだ売れない時代にも『がんばれ』と励まし、ずっと仕送りをしてくれたそうで、そのおかげで下積み時代にも一切、アルバイトをせずに練習に集中でき、売れてからもずっと、陰から応援し続けてくれていたそうです。

実のお母さんとの交流は、叔母さんにとっては「なんで今更」と面白くなかったようで、伊吹さんは二人が鉢合わせないようにだいぶ気を遣っていたようです😓
伊吹さんにとっては「お母さん」というとやはり、幼い頃に生活を共にしていた「育ての親」である叔母さんが浮かぶそうです。
叔母さんも、2019年ごろに亡くなられています。
伊吹吾郎の姉
3歳年上。伊吹さんが生まれてすぐ、母親に引き取られて母親の実家に行ったため、伊吹さんが大学に進学するまで会ったことがありませんでした。
伊吹さんは自分によく似ていると思ったそうです。
初めて会った日の翌日、東京へ向かう伊吹さんを、ずっとうつむいたまま見送ってくれたそうです。
伊吹吾郎の妻
伊吹さんは24歳のとき一般女性と結婚。1男1女に恵まれましたが、
2018年7月に離婚されています。
主役をとれるような役者になってからご結婚された伊吹さんは、結婚して間もない頃から、ずっと撮影所のある京都に泊まり込む生活を続けていたそうです。
奥さんはパーティー好きで、伊吹さんの名前を利用して著名人を招き、年に何度も開催するような方だったという話があります。
そこで商品の仲介もしていたようなので、半分はビジネスの為だったのかもしれませんが、寂しい思いもしていたのかもしれません。
伊吹さんは週末くらいしか東京の家に戻れないため、「せめて子どもたちの学校行事は」と、仕事の合間を縫って、年に5、6回は授業参観や運動会、お父さんとのイベントなどに行っていたようなのですが、奥様との間には、長年の別居生活の間に溝ができてしまったようです。
とはいえ、ケンカ別れではなく円満離婚で、必要があれば連絡を取り合ったりしているとのことでした。
伊吹吾郎の息子:伊吹康太郎
1973年4月3日生まれ。東京都出身。国士舘高校卒業。娘が1人。
俳優をしていたが、現在は別の仕事をしている。
俳優時代には、『水戸黄門』第26部で父親の伊吹吾郎と共演しました。
伊吹吾郎の娘
詳細は不明ですので、一般の方と思われます。
息子が二人いて、長男はプロボクサーの伊吹遼平(写真左)
次男は沖縄でダイビングのインストラクターをしています。おっとりした性格だそうです。
引用:Instagram

伊吹吾郎さんと、孫二人。右の写真は同じ構図の10年前ですね。
仲がよさそうで、ほっこりしますね!^^
伊吹吾郎の孫:3人(女1人、男2人)
長男の伊吹康太郎さんの娘が一人、長女の息子が二人いるので、伊吹吾郎さんの孫は全部で3人ではないかと思われます。
ここでは、プロボクサーになった伊吹遼平さんだけご紹介します!
伊吹遼平
遼平さんは長女の長男にあたる。
高校生まではラグビーや野球など団体競技をしていましたが、『個人競技でどれだけやれるのか、挑戦してみたい』と、21歳から始めたボクシングでプロを目指し、27歳でプロボクサーになりました。
遼平さんの入場曲は『水戸黄門』の主題歌「ああ人生に涙あり」。
プロ初試合では、黄門さまの印籠を持った「じーじ」こと伊吹吾郎さんとツーショットで現れ、観客を驚かせました。
引用:Instagram
伊吹遼平さんについては、また別の記事でご紹介させていただきますので、よかったら見てみてくださいね!
まとめ
・伊吹吾郎さんは父方の祖父母に引きとられ、育てられた。
・伊吹吾郎さんには、産みの母親と育ての母親の二人がいた。
・伊吹さんには姉が一人いる。
・伊吹さんには息子と娘が一人ずついて、孫は3人いる。孫の一人はプロボクサーの伊吹遼平。
・伊吹さんは70才過ぎてから熟年離婚し、現在は都内で一人暮らしをしている。
いかがでしたか?
お孫さんとの笑顔の写真などとても素敵ですよね^^
生活力もあって、体も鍛えながら一人暮らしを満喫している伊吹さん。
調べてみて、大好きな俳優さんである伊吹吾郎さんをとても身近に感じました。
これからも素敵な笑顔と、益々のご活躍を楽しみにしています!
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