SUPER EIGHT(旧関ジャニ∞)の村上信五さんが、自身をモデルにしたバーチャルタレント『AIシンゴ』を運用する会社を起業したとのニュースがありました!
今年4月には、初の著作『半分論』を出版した村上さん。
その感想と、タレント以外にも幅広くされているという社会活動について調べてみました!
村上信五の『半分論』
村上さんが、20年を超えるアイドル・タレント活動を通して体得してきた考え方が半分論。
本書の内容は、村上さん自身の言葉で書かれています。
平易な語彙や例えを用いているため、一見わかりやすいように見えますが、内容がぴょん、ぴょんと飛躍するところがあったり、考察や解説がなく「半分論を適用する」としか書いていないため尻切れトンボになっている部分があったり、少し読みにくい文章だと感じました。

ですが、村上さんが口頭でしゃべっている姿をイメージすると、グンと入ってきやすくなりますので、苦戦した方はお試しください^^
村上さんの中で「半分論」という言葉一つにまとめられているものは、具体的に分けると複数のことを指しているようです。
要点をまとめると、下記のようになるかなと思います
・物事は様々な要素から成り立っているから、100%の結果は無いと受け入れること
「自分の力」+「外的要素」
ただし「自分の力」部分は全力で考えること・面倒くさいとかもやモヤモヤした気分などネガティブな気持ちにも半分論を適用して、ネガティブ以外の要素を見つける
・よくないことが起こったときにも、ネガティブ以外の要素を見つける
・良いことが起こったときには、自分の力以外の要素もあることを思い出し、謙虚でいる・中央値を見出す(物事の中央値=落としどころ)
・中央値を見出す(心の中央値=多面的に柔軟に物事を捉える。思考と感情のポジションを事前整理する)
全体的にまとまっていない内容を、小見出しをつけることで何とか整理した本、という印象でわかりにくさはあるものの、「周りに気を配る」ことの大切さが何度も説かれ、
「謙虚でいること」「自分の部分は全力で」「多面的に物事を見て(心も行動も)極端に走らない」など、全編を通して「村上さんて、いい人なんだな~🥰」とヒシヒシと感じられる一冊でした。
株式会社『ノウタス』での活動
株式会社ノウタスは、農家の息子や娘、現役農家、色々な分野のスペシャリストが集まって2022年4月に設立された新しい会社で、農業の問題を解決するため、農業関連のイベント企画、ソフトウェア開発、農作物販売を行っています。
「アグリテインメント」をテーマに、人や企業と農業をつなげる(農に足す)サービスを企画開発しています。
経営理念は、「Win-WinよりもFun-Funに」
・「農をたすける」
・「農にテクノロジーや人を足す」
・「人生に農を足す」
運営しているサービスは、主に下記となります。
・農業体験のデジタル化プラットフォーム『クダモノガリプラス』
・農村地域での農業体験とワーケーションを行う『農+ワーケーション』 など
ノウタスでは、「いつでも」「誰でも」農業や地域活性化に参加できる場所として、フルリモートフリーランスとしてや副業・兼業、もしくは給与の発生しないボランティアでの参加など、様々な窓口を用意しており、
村上信五さんもタレントの兼業サラリーマンとして、2023年4月に非常勤の事業開発担当に就任し、村上さんの出身地でもある大阪府高槻市と、ブドウ栽培を通じた地域振興を目的とする連携協定を締結、「パープルM」プロジェクトを立ち上げました。
『NPO法人チャリティーサンタ』での活動
誰もが年に一度は迎える「お誕生日」。
家族が用意してくれるお誕生日ケーキを楽しみに待つ子供たちは多いでしょう。
でも、世の中には、経済的に苦しいためにバースデーケーキを準備してもらえない家庭も存在する・・・そのことを知って胸を痛めた村上さんが始めたのが、「ケーキのWA」プロジェクトです。
元々「シェアケーキ」としてチャリティーサンタが行っていた取り組みに村上さんが賛同し、推し活として村上さんのお誕生日にケーキなどを買ってSNSに上げてくれているファンなどに呼び掛けて、その分を寄付に回してくれないかと呼びかけて広まっていきました。
寄付金の一部が法人の運営費に回るということや、一見しただけでは生活困窮世帯に見えないという人たちに配布されているという声などで炎上したこともありましたが、法人や村上さんからの丁寧な説明で鎮静化し、ヒャダインさんや清塚信也さんも賛同して、現在も寄付活動は続けられています。
大阪観光局での活動:「日本の観光ショーケース」の編集長
大阪観光局が始めた「日本の観光ショーケース」事業は、全国の自治体と一緒に「温泉」などのテーマで地域をつなぎ、各地の魅力をゲートウエー都市・大阪から発信していくプロジェクトです。
「みんなで創る」を合言葉に、大阪・関西万博のブースでの情報発信や、一般観光客によるSNSなどを活用した「推し活」をイメージした情報発信や観光振興に取り組んでいます。
そんな「日本の観光ショーケース」の編集長となった村上さん。
最初の取り組みは、NFT(非代替性トークン)アプリ「GIVE&MAKE」の考案。
エンタメを中心としていて、日本各地で行われるフェスティバルなどで、デジタルスタンプラリーを行うなど、様々な活用が予定されています。
<村上信五編集長のコメント>
観光の新しい形作りのお話を伺った際にエンタメと農業での経験を活かした僕のジャストアイデアを汲んで下さった事が参画の決め手となりました。
デジタル(NFTなど)を便利なツールとしてだけではなく、楽しめるモノ、お客さまファーストになる観光の在り方を模索したいと思います。
未知な技術に可能性を感じて下さり、いつかはバトンタッチする次世代に日本が紡いできた文化と想いを繋いで行きたいという考えが合致した事に加え、これまで大人が発信してきた一方通行の観光作りではなく、各街の皆さまが一番知っている地元の良いモノ、場所を子供達を含めた幅広い世代の皆さまと作れる様に観光の在り方を進化させていきたいと思います。
引用:日本の観光ショーケースHP

これらの活動を通して、国内の地方活性化を刷新できる体制づくりに取り組んでいくとのことです
『AIシンゴ』の作成と運営(起業)
村上信五さん自身をモデルにしてCnthialy株式会社に設計・開発してもらったというバーチャルタレント「AIシンゴ」。
村上さんは、このAIシンゴを運用するために、ポケットマネーから100%出資して新会社を立ち上げました!
社名はまだ公表されていませんが、法的整備から広報まで全責任を自ら負っているそうです。
「100%自己出資、僕がオーナーで全責任を背負ってます。
『プライバシーポリシーとか規約を作るのに、こんだけ金かかんのか!』とかも含めて勉強になってます」
出典:Niftyニュース
大阪・関西万博『音道楽EXPO』のPR番組で初登場したAIシンゴ。
今後は、国内外の観光地や情報拠点に展開予定とのこと。
また、村上信五さんと「AIシンゴ」がW主演を務める舞台も上演が決定しています!
それが、新感覚デジタルエンターテインメント舞台『笑う門にはデジ来タル〜SHIN – GO!〜』
最新のAI技術、プロジェクション演出、次世代映像技術などの最先端テクノロジーが融合した“未来の舞台体験”を東京グローブ座の舞台から皆様にお届けいたします。
AIと人間は、どこまで共鳴できるのか?
“笑う門”に本当に“デジタル”はやって来るのか?
2025年の今だからこそ実現できた、人間とAIの共演による「新しいエンターテインメントのかたち」を、ぜひ劇場でご体感ください。
引用:東京グローブ座
チケット販売などの詳細は決まり次第、村上さんが考案し運用開始された「GIVE & MAKE」ページで案内されるとのことです!
まとめ
今回は、「村上信五がAIシンゴで起業!村上信五の『半分論』の感想と、タレント活動以外をまとめ」と題してお送りしました!
村上さんの社会活動はエンタメをからめた農業・地域振興を中心に、多岐にわたっていました!
・株式会社ノウタスで「パープルM」プロジェクト(ブドウ栽培を通じた地域振興)
・NPO法人チャリティーサンタ』で「ケーキのWA」プロジェクト
・大阪観光局での「日本の観光ショーケース」編集長
・『AIシンゴ』運営会社の起業

今後はAIシンゴとの共演も増えていきそうな村上信五さん。
新しいエンタメの形を切り開いていく実業家としても注目ですね!
この記事が、少しでも皆さまのお役に立ちましたら幸いです!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
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