小原流(おはらりゅう)いけばなの5代目家元 小原宏貴さんが、5月22日のプレバト「コンビいけばな」の査定をされました!
これから不定期でレギュラー出演となる小原宏貴先生、その華麗なる家系やご家族、学歴・経歴、また小原先生の作品まで、たっぷりご紹介いたします!
小原流とはどんな流派?
小原流の始まりは1895年(明治28年)、いけばなの根源である池坊の門弟だった小原雲心(おはらうんしん)によって創始されました。
その特徴は、「水盤」と呼ばれる平面状の器に剣山を置き、花を盛るようにいける盛花(もりばな)の技法にあります。
創始当時の伝統的ないけばなは 花瓶や壺にいけるのが基本だったため、床の間に盛花をいける雲心の技法は、いけばな界から辛辣な評価をされました。
しかし、明治時代に入ってきた西洋の草花も取り入れたその作品は、明治の近代化で洋風化していた生活にマッチ、大衆には急速に受け入れられていきました。
1916年(大正5年)、正式に小原流と名乗ると、二世家元小原光雲(おはらこううん)はデパートなどあらゆる会場を使って展覧会を開くとともに、個人伝授だけでなく集団的教授法を取り入れて効率化を進め、男性に限られていた教授職を女性にも開放するなど多くの近代化を行い、小原流はいけばな三大流派のひとつとなっていきました。
小原宏貴家元のプロフィール
職業 :いけばな小原流五世家元、芸術家
生年月日:1988年3月26日
出身地 :兵庫県神戸市
趣味 :山歩き、散歩
肩書 :小原流研究院院長
_____公益財団法人 日本いけばな芸術協会理事長
_____兵庫県いけばな協会会長
_____日本いけばな伝統文化協会副会長
_____一般社団法人 日本和文化振興プロジェクトアドバイザー
_____大正大学客員教授
_____小原流ビギナーズスクール校長
_____小原流機関誌『小原流挿花』編集長
小原宏貴先生は、国内外での創作活動のほか、校長を務める「小原流ビギナーズスクール」や、大正大学の客員教授として実際に登壇しており、他にも いけばな花材の生産者支援や、気鋭の陶芸家とのコラボなど、幅広く活動されています!
小原宏貴家元の学歴
小原先生は甲南大学経営学部をご卒業されています。
甲南大学とは、関東で言うと日東駒専と同レベルの中堅私大グループに属すると考えられており、関西では「産近甲龍」の一つとして知られています。
キャンパスは3つに分かれており、下記のような学部があります。
文学部、理工学部、経済学部、法学部、経営学部、知能情報学部、グローバル教養学環 STAGE
【西宮キャンパス】
マネジメント創造学部
【ポートアイランドキャンパス】
フロンティアサイエンス学部

小原先生は家元として流派を守っていくために、岡本キャンパスで経営を学ばれていたのですね!
小原宏貴家元の経歴
・1992年 – 3歳。父・夏樹が病に倒れ、42歳の若さで急逝
・1995年 – 6歳。祖父・小原豊雲(三世家元)死去に伴い、家元を継承。五世家元となる。
・1998年 – 10歳。初めて展覧会に出品する
・2006年 – 高等学校卒業。三世家元小原豊雲 生誕100年記念展開催。出品作「萌生(きざし)」
・2010年 – 甲南大学経営学部を卒業
・2012年3月 – 日本橋髙島屋にて初個展「FLOWER & SPACE いま―空間の花―そして 小原宏貴展」開催
・2015年 – 日本橋髙島屋にて「創流120周年記念花展~生命のかたち BIRTH AND REBIRTH~」監修
・2016年 – 資生堂PRIOR「未来の花咲くパーティー」いけばなショー出演、空間総合監修
・2018年 – 初のオリジナル作品集「NOVUS PLANTS 奇想の植物」出版※その他、世界各国でのデモンストレーションや作品展示、作品挿花など多数の実績あり
先生は、早くに父親を亡くし、後見役の先生に導かれていけばなの道へ進みました。
高校生までは 正式に小原流のいけばなを学んだことはなく、好きな小説を読んだり、建築物や家具などのデザインを眺めたり、友人とフットサルを楽しんだりしながら、自身の感性を磨くことに努めるなどしながら、厳しい稽古というよりも、多様な植物の魅力に触れることや、自由にいける楽しさを教わってきたそうです。
父・四世家元の十三回忌をきっかけに 初めて父の偉大さを実感し、家元としての自覚を持ち始め、無意識に遠ざけてきたいけばなに関する本にも触れるなど 意識していけばなの技術研鑽を始め、大学卒業を機に活動を本格化しました。
小原宏貴家元の祖先・両親・親戚について
それでは、小原宏貴先生につながる華麗なる血筋について見ていきましょう!
父 :小原夏樹 :小原流四世家元(追贈)
父方叔母:小原稚子 :小原流最高顧問。四世家元他界後、2010年まで家元代行
母 :小原規容子:一般財団法人小原流 代表(理事長)
姉 :長瀬紗容子:一般財団法人小原流 理事
母方曽祖父:黒田善太郎:コクヨ創業者
母方祖父 :黒田暲之助:コクヨ名誉会長
母方大叔父:黒田敏之助:コクヨ元常勤監査役
母方大叔父:黒田靖之助:コクヨ元社長
母方大叔父:黒田泰正 :コクヨ常務
母方伯父 :黒田章裕 :コクヨ代表取締役会長
伯父従兄 :黒田英邦 :コクヨ代表取締役社長
出典:Wikipedia
小原宏貴先生のお母様・小原規容子さんは「コクヨ」の創立者家系である黒田家のご出身で、コクヨ名誉会長の三女にあたります。
この黒田家を通じて、小原家は、作家の三島由紀夫や、元首相・竹下登にも通じているそうです。
(お母様・小原規容子さんの姉は竹中工務店会長・竹中統一さんの妻。その竹中統一さんのいとこが三島由紀夫の弟の妻、竹中統一さんの甥が竹下登元首相の娘の夫)

ということは、ウィ~ッシュ!🤭のDAIGOさんや北川景子さんにも通じているということですね!
まさに華麗なる一族ですね!
小原宏貴家元の家族について
小原宏貴先生は、3人きょうだいの3番目であり、お姉さんが2人います。
また、小原宏貴先生は2019年9月にご結婚されています。
奥様は元キャビンアテンダントで、とてもお綺麗な方です💕
出典:インスタグラム
お子さんは二人いて、2021年2月に女の子、2024年3月に男の子が誕生しています。
長女は今4歳、長男は1才ですね☺️
出典:インスタグラム
小原宏貴家元の作品について
花を盛るようにいける盛花(もりばな)の技法が特徴で、
水盤にたたえた水をも美しく見せ、季節美や自然の景観を表現するのが小原流。
朝、いつもの道に花が咲いているのを見かけても、帰りもその姿を確認する人は少ない。
でも意識して毎日見つづけていると、その変化と生命のサイクルに気づくはずです。
芽吹いていても枯れていても、植物も人間も一瞬ごとに命の輝きがある。
そこに尊さを覚える日本人の美意識を、いけばなを通して伝えていきたい。
引用:ウィキペディア[13]
オフィシャルウェブサイトなどから、作品をいくつかご紹介させていただきます♪
まとめ
今回は、「小原宏貴家元がプレバト初登場!小原先生のいけばな流派や華麗なる一族、家族や学歴・経歴、作品などをご紹介!」と題してお送りしました。
・小原宏貴にはコクヨ創業家や竹中工務店創業家、三島由紀夫、元首相・竹下登などにつながる華麗なる親戚関係がある
・小原宏貴は甲南大学経営学部出身
・小原宏貴の妻は元キャビンアテンダントで、2019年に結婚
・小原宏貴の子どもは二人、女の子と男の子
この記事が少しでも皆様のお役に立てたら幸いです♪
ここまでお読みくださり、ありがとうございました!😄
コメント